キャンプは日常を離れて自然を楽しむもの、とは言っても天気予報やキャンプ場の近くのスーパーや温泉などを調べたりするためにスマートフォンを使ったり、冬キャンプだと電気毛布などの防寒具を使う必要があったりと、電気はいくらか必要です。
オートキャンプ場には電源付きサイトが準備されているところもありますが、テント内で使うためには延長コードで引き込む必要があったり、サイト利用料が少し高かったりします。
最近、アウトドア系の雑誌やSNSなどで「PowerArQ」というポータブル電源がよく取り上げられており、購入するかどうか迷っていましたが、色々と調べた結果、Jackery Tuned by JVCの「BN-RB3」という別のポータブルバッテリーを購入するにいたりました。
Jackery Tuned by JVCは、Appleの元バッテリエンジニアが設立したポータブル電源のメーカーJackery(ジャクリ)と日本のJVCケンウッドが共同開発したブランドで、JVCケンウッドの安全基準で検証されたモデルとのことです。
500WのAC出力ができる「BN-RB6」「BN-RB5」(両者は充電池容量が異なる)と、200WのAC出力ながらサイズと重量が抑えられた「BN-RB3」があり、私たちが選んだのは「BN-RB3」です。「BN-RB3」でも、AC出力×1、USBタイプA×2、DC出力(シガーソケット)×1が同時に使え、オートキャンプで利用するには十分だと思いました。
購入直後の泊まりキャンプでは、夜寝るときにテント内でパナソニックの電気しき毛布DB-U12T-C(定格消費電力54W)をつなぎ一番低い温度で使用しましたが、朝までバッテリーが切れることもなく、ほんのり暖かい状態で休むことができました。電気ストーブやポットなどの消費電力が大きい機器は利用できませんが、非常に便利です。
「BN-RBシリーズ」自体を充電するには、家庭のAC電源と車のシガーソケットが利用できますが、満充電までにかかる時間は、AC電源利用時は3つのモデルいずれも8〜9時間であるのに対し、シガーソケットの場合は容量の大きい「BN-RB6」は約18時間で「BN-RB3」の倍かかるようです。車で充電される方は注意が必要ですね。
このポータブル電源、購入してから気付いたのですが、2019年10月に発売されたばかりの新製品でした。私たちにはちょうどいいタイミングでしたよ。