ペットとの散歩や旅行、キャンプで動画を撮影する場合はどのようなカメラを使われていますか?「スマートフォンで十分」「GoPro使ってます」「ミラーレス一眼で本格的に」という方などさまざまではないかと思います。
本記事ではこちらの動画の撮影にも使用している私の愛用のカメラをご紹介します。(動画の最後の走りながら撮影しているシーンをぜひご覧ください。)
それがDJI osmo pocketです。2018年11月に発売された時に予約購入して以来愛用していますが、もっとも活躍しているシーンが犬連れで歩いている時だと思います。

犬連れの時は動きやすさを考えるとできるだけ荷物を少なくしたいですが、osmo pocketだとポケットにも入るサイズと軽さですし、右手にリードを持った状態でも左手だけで操作し撮影することができます。
osmo pocketを購入するまでは、主にニコンのD7500という一眼レフカメラで動画も撮影していましたが、osmo pocketがもつカメラの揺れや手ぶれを抑える機能(ジンバル)が優秀なのに加え、解像度4Kで1秒間60コマまでの動画に対応しておりそれなりのクオリティで撮影できるため、osmo pocketをメインで使うようになってしまいました。
参考までに冒頭でご紹介した動画を撮影した時の設定をご紹介します。
まず、撮影時のosmo pocketの設定ですが、カラー(Color)、露出(Exposure)、ホワイトバランス(Whitebalance)、音声ボリューム(Volume)はいずれも通常もしくはオートです(写真左)。
※実はカラーについては、「D-Cinelike」という彩度やコントラストが低く編集の時に色補正しやすい設定で撮っているつもりでしたが、撮影後に設定を確認すると「Normal」になってしまっていました。


また、osmo pocketには本体が上下左右に動いたときに映像を安定化させる方法(ジンバルモード)が3種類用意されていますが、その中の「フォロー(Follow)」を使用しています(写真右)。「フォロー」だと、本体を上下に振った時に自然にカメラもついてきてくれるので、低い位置にいるペットを捉えやすくなります。
ちなみに被写体を自動で追いかけてくれる「アクティブトラック」という機能もありますが、さすがに犬の素早い動きには不向きなのか、私は使いこなせていません。
2020年10月にはDJI osmo pocketの後継機であるDJI POCKET 2が発売されました。どこがパワーアップしたかはDJI Storeの記事でチェックしてみてください。例えば、osmo pocketにはズームができないという弱点がありましたが、POCKET 2は動画で4倍までのズームに対応しました。私は機能がシンプルなosmo pocketが使いやすいのでしばらく使い続けると思いますが、買い換える方もかなりいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事の執筆時点(2020年11月)では双方のモデルが購入可能です。osmo pocketは1世代前の機種ではありますが、価格が下がっているので用途によっては狙い目かもしれません。興味のある方はぜひ以下でご検討ください。